日本電信電話(NTT)、日本電気(NEC)、沖電気工業(OKI)、富士通、三菱電機の5社は8日、「ICTを用いた環境負荷低減」に関する実証実験を、一般公開することを発表した。 「ICTを用いた環境負荷低減」に関する実証実験は、総務省の2009年度第2次補正予算「ネットワーク統合制御システム標準化等推進事業」の一環として、5社が取り組んでいるもの。オフィスや家庭内などにおいて、種々の家電・機器やセンサーからの情報収集・制御を実施するためのインターフェイス要件を策定したり、ネットワーク上でさまざまな機器を操作するためのプロトコルの仕様などを標準化したりすることにより、設備の共通化・低廉化を図り、遠隔制御や監視制御等のサービスの普及拡大を促進、環境負荷低減を実現するのが狙いとなっている。 公開実験は、3月2日10時~17時半にNTT武蔵野研究開発センター(東京都武蔵野市緑町3丁目9番11号)にて行われる。実験内容は、ネットワークインターフェイスの標準化による環境負荷低減に関する実験、環境負荷低減に資するサービス普及のための中間および管理プラットフォームインターフェイスの標準化に関する実験など。見学希望者は、2月8日~28日の期間に、Webより事前登録が必要。