NTTドコモは12日、環境センサーネットワークのセンサー設置拠点について全国2,500個所までの配置を完了したことを発表した。14日より全国レベルでの気象および花粉の実況情報の提供を開始する。 気温、相対湿度、風向・風速、降水量などをリアルタイムに測定するもので、サーバへのSFTP接続による提供またはWebブラウザによる提供を行う。気象に関しては財団法人気象業務支援センター実施の検定に合格した気象センサーにより気温、相対湿度、風向・風速、降水量の観測・蓄積を行い、リアルタイムに実況情報として提供する。花粉に関しては昨シーズン観測を行っていた関東・静岡エリアから、今シーズンは全国に拡大して提供する。両実況情報は気象予報会社を通して予報情報としてコンシューマ向けに配信される「BtoBtoCモデル」や、企業や自治体への「BtoBモデル」「BtoGモデル」により幅広く提供していくとのこと。 一般向けには、花粉実況情報の簡易閲覧サイト「ドコモ花粉ライブ!」(kafun-live.jp)を1月14日~4月30日の期間限定で無償提供する。そのほか、花粉対策に関するアドバイス情報、花粉症にちなんだサイト限定デコメ素材のプレゼント、花粉に関連するさまざまな活動に取り組んでいる企業サイトの紹介、環境センサーネットワークの仕組み・取り組みの紹介なども掲載する。対応機種はドコモのiモード対応機種、他社機種(スマートフォンは後日対応)。