アイ・エス・ビーは、MeeGoでユーザーインターフェイスを作成する際によく利用される開発フレームワーク「Qt」に関するデモと展示を行っていた。 Qt4.7のキーテクノロジーとなる機能として「Qt Quick」(Qt User Interface Creation Kit)と「Qt Creator」がある。同社では、これらを利用して車載用インターフェイスを作って。SRAのブースでも同じQt Quick技術によって、アニメーションやタッチパネルのユーザーインターフェイス開発のデモを行っていた。通常ではプログラマーはC++でコードを書くことが多い。しかしデザイナーはC++よりもFlash(ActionScript)に慣れている。デザイナーと共同で仕事をする際には、拡張されたJavaScriptベース言語(QML)で開発するほうが効率的だ。デモでは、透明度をつけたアニメーションを出現させ、一定時間になったら消失させるコードを実行していた。 またウインドリバーは、MeeGo向けの全自動検証ツールや、独自のユーザーインターフェイスを採用したMeeGoプラットフォームを展示。同社の全自動検証ツールは、Linuxのカーネル層からアプリケーション層まで1つの製品でまかなうことができる。試験項目を選択して、ボタンを押すだけで誰でも簡単に実行が可能だ。検証結果もMySQLデータベースにログとして登録されるため、あとから原因追求のための検証もラクに行えるという。
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