The Linux Foundationは、来る4月21日に開催される「MeeGo Seminar Spring 2010」のプログラム詳細を発表した。
「MeeGo(ミーゴ)」は、Intel社の「Moblin(モブリン)」とNokia社の「Maemo(マエモ)」を1つに統合したLinuxベースのモバイル向けOS。今年2月の「Mobile World Congress」(スペイン・バルセロナ)で発表された。MeeGoについては「MeeGoプロジェクト」をLinux Foundationが運営し、オープンソースプラットフォームとして開発および利用を加速するための活動を展開している。MeeGoの開発の成果はLinuxカーネルのメインラインにも取り込まれていく予定にもなっている。
「MeeGo Seminar Spring 2010」は、多くの企業の協賛により開催されるイベント。「MeeGoエコシステム」を形成して、搭載端末を増やし、アプリケーションやコンテンツ開発者にとって魅力的なプラットフォームに成長させるのが目的で、MWCでの発表後、日本で初めてMeeGoの詳細が公開されることとなる。「MeeGo Seminar Spring 2010」では、MeeGoプロジェクトを運営する米The Linux FoundationのExecutive DirectorであるJim Zemlinの他、MeeGoプロジェクトに参画するキー企業であるWind River、Novell、ターボリナックス、ミラクル・リナックスなどの国内外の主要Linuxディストリビュータが、基調講演やデモ出展などを行うとのこと。「MeeGo Seminar Spring 2010」は4月21日に東京コンファレンスセンター品川にて開催の予定。