米ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard)は20日(現地時間)、同社の元CEOマーク・ハード氏が辞任後に、米オラクル(Oracle)の社長に就任した問題に関して、オラクルと和解をしたと発表した。HPは9日、ハード氏のオラクル社長就任に際し、オラクルを提訴しており、わずか2週間足らずで和解にいたったことになる。 HPの発表によると、今回の和解条件は非公開であるとしているが、ハード氏はHPに関する守秘義務は守ることになるという。またプロダクトやサービスの分野における両社の協業も今後続けられることになる。オラクルのCEOラリー・エリソン氏は、「オラクルとHPは、25年間続いているパートナーシップを今後も続けていくことになる」とコメントしている。