オムロン、東日本電信電話(NTT東日本)および西日本電信電話(NTT西日本)は3日、オムロンの「エネルギー見える化システム」を活用した新たな環境ソリューションを提供するため協業することで合意した。 「エネルギー見える化システム」は、工場や事務所・店舗等で消費している電力を計測および表示するシステム。既存のネットワークの活用により大規模な法人ユーザーにも提供しやすくするため、NTT東日本、NTT西日本の「フレッツ光」等に対応したサービスとして、オムロンが提供する。 今回の協業では、オムロンのセンシング&コントロール技術と環境経営をサポートするシステムやこれまでのノウハウ、NTT東日本、NTT西日本のネットワークと法人市場に対する営業力など、それぞれの強みを活かすことにより、今後大きな成長が見込まれている環境ビジネスにかかわっていくとのこと。今後、オムロン、NTT東日本とNTT西日本は、今回の「エネルギー見える化ソリューション」に限らず、ICTを活用した、環境に貢献するサービスの提供に取り組んでいくとしている。