アジア太平洋地域で海底ケーブルを運用する独立系通信サービスプロバイダーのパックネットとPacific Fibre Limitedは28日、オーストラリア、ニュージーランド、米国をつなぐ13,600kmの光海底ケーブルを共同で建設すると発表した。開通予定は2013年。 同海底ケーブルは少なくともファイバー2対による構成で、1波長あたり40ギガビット、64波の光波長多重化方式が採用され、設計伝送容量は5.12Tbpsになる。将来的には波長あたり100ギガビットの光波長多重方式にアップグレードすることで、12Tbps以上の伝送容量にすることも可能だ。なお、パックネットは日本と米国を結ぶ太平洋横断海底ケーブル「Unity」の建設プロジェクトでも実績がある。