P2Pソフトによるトラヒックの多くは、TCP(Transmission Control Protocol)コネクションにおける最初の1パケットに検知すべき特徴を含んでいることに着目。すべてのパケットを検査するのではなく、最初の1パケットを抽出する「ファースト・パケット・パスフィルタ技術」を開発した。また検知精度向上のため、P2Pソフトのトラヒックを高精度に検知するディープ・パケット・インスペクション(DPI)方式を採用、暗号化されたトラヒックでも、暗号モジュールにより確実に検知するという。さらに検知処理手順を、複雑なプログラミングを用いずに、テキスト形式のスクリプトとして実行することで、7種類のP2Pソフトを1つのソフトで検知し、新たなP2Pソフトの検知にも柔軟に対応可能とした。