KDDIは15日、クラウド・コンピューティング環境にファイアウォール、ロードバランサー、Web、OSなどの主要アプリケーションを組み込んだ次世代IT基盤「KDDIクラウドサーバサービス 仮想SYSタイプ」に「システムメニュー」を追加することを発表した。18日より提供を開始する。 「KDDIクラウドサーバサービス 仮想SYSタイプ システムメニュー」は、KDDI専任のシステムエンジニアがオーダーメードでシステム構築・設計し、さらに監視や保守までをKDDIがワンストップでアウトソーシングするサービス。構築するシステム構成要素をすべて料金メニュー化するため、わかり易い料金体系でサービス提供が可能とのこと。 おもなシステムとしては、Webシステム、Mailシステム、ポータルシステム、ワークフローシステム、営業情報分析システムなどがラインアップされている。Webシステムでは既存の利用状況にあわせて、構築および保守サポートサービスを提供。基本構成の場合、月額利用料金は112,140円(税込)となる。Mailシステムでは、数万クライアントをストレスなく処理する他、基本機能として、Webメール、掲示板、メーリングリスト、ファイル共有、LDAP認証、アーカイブ機能等をすべて備えた高性能メールサーバで提供。月額利用料金(IDが1,000までの場合)は250,740円。ポータルシステムでは、組織内の社内情報を整理し、必要な人に必要な情報だけを配信・管理する仕組みを提供。基本構成の場合、月額利用料金は239,400円となる。ワークフローシステムは企業の業務にあわせて、本社と支店、支店と営業など、拠点間の情報伝達や管理をワークフロー化。ワークフローの定義や申請フォームの作成も行う。月額利用料金は239,400円。営業情報分析システムは、SalesforceCRMのデータを蓄積することで、Salesforceでは提供していない営業活動管理のためのレポート情報を提供する。月額利用料金は239,400円。※[訂正]初出時より発表内容の変更があったため、より正確を期すため記述を最新のものに変更いたしました。
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