富士通フォーラム2010では、小中学校向けSaaS型図書館サービス「LS@SCHOOL(エルエスアットスクール)」の展示が行われている。 「LS@SCHOOL」は学校図書館の運用や活用に関する各種機能を、インターネット上のサービスとして提供する学校図書館サービス。SaaS型のため、初期コストを抑えて短期間で導入できるのが最大のメリットで、利用価格は基本サービス(学校単独)で月額5,700円とかなり安価だ。 ユーザはブラウザ経由で蔵書を登録するだけで、バーコードリーダーを使った図書館業務をはじめることが可能。データはすべて富士通のサーバに集約されるため、データ管理やバックアップ処理、セキュリティ管理などの必要もないため、ICTに詳しくなくても運用することができる。 また、出版取次会社から最新の目録(MARC)情報を参照・利用(有料)できるので、書誌情報の入力も簡単に行うことが可能だ。