内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は29日、今年度より2月を「情報セキュリティ月間」とすることを発表した。 NISCでは、「コンピュータウイルスによる被害や個人情報の流出など、生活に影響を及ぼす情報セキュリティ問題が多数報じられており、国民一人1人が情報セキュリティについての関心を高め、これらの問題に対応していく必要がある」とし、今回情報セキュリティに関する普及啓発強化のため、「情報セキュリティ月間」を新設したという。 平野内閣官房長官からは、情報セキュリティの重要性を訴えるメッセージが発信され、すでに首相官邸HPに掲載されている。そのほか情報セキュリティ対策の基礎や情報セキュリティ対策に有用なサイトの情報などを順次掲載するとのこと。また2月には関係省庁、企業等による情報セキュリティに関するセミナー等の行事が、全国で集中的に開催される予定となっており、詳細をNISCのサイトに順次掲載する。