「C&Cユーザーフォーラム & iEXPO 2009」の映像ソリューションのゾーンでは、各種デジタルサイネージやDLPディスプレイの展示も行われていた。その中でちょっと面白い展示を見つけた。 デジタルスクリーン Vikuitiという製品だが、特殊なフィルムを張ったアクリル板に通常のプロジェクタの絵を投影するものだが、そのアクリル板の形状を投影する絵に合わせて任意の形にできるというものだ。 商業施設の広告やイベントなどの応用が考えられるが、ここでの展示では人型のアクリル板にアニメーションのコンパニオンが投影されていた。実は、これと同じものが今年のモーターショーで等身大のコンパニオンのカットアウトと実写映像で使われていた。 アニメ系のイベントにはまさにうってつけのサイネージではないだろうか。ただし、投影は平面だが、画像はモデルさんの実写映像も使える。2次元しかNGな人は、3次元を2次元化した場合は「あり」なんだろうか、やはり「なし」なんだろうか。非常に悩むところだ。