社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は28日、7月の日本国内PC出荷実績を発表。出荷台数合計の前年同月比が97.7%となり、6月の前年同月比83%から大幅な改善を示した。 堅調だったのは2つ。まず1つがデスクトップPCのオールインワンタイプで、出荷台数合計の前年同月比が116.4%、出荷金額合計の前年同月比が104.4%となった。もう1つは好調なネットブックにけん引された形のモバイルノートPCで、出荷台数合計の前年同月比が147.6%。6月の144%に引き続き高い値を示した。 さらに好調だったのが地上デジタルチューナー内蔵PCで、出荷台数合計の前年同月比が156.7%。とくにデスクトップPCにおいては前年同月比214.5%と非常に高い伸びを示し、6月に引き続き、地デジ需要の促進を示す結果となった。 なお、本統計の参加企業はアップルジャパン、NEC、オンキヨー、シャープ、セイコーエプソン、ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、三菱電機インフォメーションテクノロジー、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計13 社となっている。