日本ヒューレット・パッカードは18日、生命保険業界向けに、契約者の個人情報や企業の機密データの漏えいを防ぐシマンテックの情報漏えい防止ソリューション「Symantec Data Loss Prevention(DLP)」とDLPの導入サービスの提供を開始した。
「Symantec Data Loss Prevention」は、機密データの保管場所や使用場所に関係なく、エンドポイント、ネットワーク、ストレージシステムにわたって機密データの漏えいを防ぐことができる統合ソリューション。すでに世界の大手生命保険会社などで導入実績があり、契約者の情報や知的財産を保護し、個人情報保護法やPCI DSSなどの法規制に準拠しているとのこと。
日本HPは、「Symantec Data Loss Prevention」の提供とともに、このソリューションの導入・運用支援サービスも合わせて提供する。導入サービスではセキュリティポリシー設定、ロール設計、ワークフロー設計などのビジネス設計、ハードウェアのサイジング、OSパラメーター策定などの技術設計、インストール、テスト、移行などの導入作業をトータルで提供(税抜1,000万円〜)。運用支援サービスでは、初期導入後のビジネス、組織、業務プロセス変化に対応するため、ポリシーカスタマイズ、チューニング、ワークフローカスタマイズなどセキュリティ運用を継続的に支援する。マネージドサービスでは「Symantec Data Loss Prevention」製品ライセンス、導入サービス、運用支援サービスのすべてを包括した複数年契約のサービスとなる。