日商エレが国内代理店であるVirtual Iron Software, Inc.のサーバ仮想化ソフトウェア「Virtual Iron」と、インテルXeonプロセッサー5500番台を搭載する日本ヒューレット・パッカードの「HP ProLiant DL380 G6(リリース前ベータ機)」におけるもので、サーバ3台(4コアを備えたインテルXeonプロセッサー5500番台、5400番台、5300番台をそれぞれ2ソケットの計8コアCPU、12GBメモリ搭載)に共有ストレージ(Open-e)をiSCSI接続し、Virtual Iron 4.5により仮想化システムを構築し検証を行った。Red Hat Enterprise Server 5をゲストOSとする仮想サーバを構築し、インテルXeonプロセッサー5500番台、5400番台、5300番台を搭載するサーバー間で仮想サーバの移動確認を実施、その結果、インテルXeonプロセッサー5500番台と異なる世代のCPU間の仮想サーバの動的移動が実現でき、また仮想サーバの起動に要する時間が、インテルXeonプロセッサー5500番台では、インテルXeonプロセッサー5400番台に比べて最大24%向上していることを確認した。これにより、インテルXeonプロセッサー5500番台を採用する企業サービスのプラットフォームとして、Virtual Ironに非常に高い期待がもてるとしている。