最新版となる8.0では、あらたに送信者レピュテーション技術を導入し、組織は電子メール、インスタントメッセージ、ファイルなどの非構造化情報をこれまでより全面的に保護できるという。グローバルレピュテーション、自己学習するローカルレピュテーション、そしてコネクションクラスでの新しい管理手法を組み合わせた独自のアプローチとなっており、安全な送信者からの電子メールを優先させ、一方でスパマーからの電子メールを拒否する。この機能によりBrightmail Gatewayは、コネクションレベルで最大95%のスパマーを遮断し、安全な送信者に対してより多くのリソースを割くとともに、スパム接続を遮断する。また、シマンテックのFastPassメッセージ処理アプローチを活用して、既知の安全な送信者からの電子メールをスパムスキャン全般から迂回させ、スキャンの拡張性とスループットを向上させる。リソース優先付けには、顧客固有の送信者環境に適応したローカルレピュテーションと、Symantec Global Intelligence Networkを活用したシマンテックのスパム送信者レピュテーションデータベースを使用。データベースでは、200か国以上から収集されたデータが300人のセキュリティレスポンスチームにより分析されているとのこと。