三嶋:そうですね。お客さまの認識が高まってきたこともありますし、端末が3G対応になったということもあります。日本では3G対応端末がいち早く普及しましたが、これまで欧米や東南アジア諸国では3Gに対応している端末のほうが珍しかったんです。しかし、最近ではそうした海外でも3G対応端末が普及しはじめており、Boldも3G対応端末として登場しています。8707hのような端末の次に、いきなりBoldのような革張りの高級感のある端末を提供することで驚かれたかもしれませんが、北米では8707hからBoldまでの間に2機種発売されています。しかし、それら2機種は日本市場にマッチしているとはいえず、導入していません。ようやく日本市場にマッチした端末としてBoldが出てきたというわけです。RIM(製造元のResearch In Motion社)のようにグローバルに展開しているメーカーの場合、「日本で売れるから端末を出す」というスタンスではありませんから。