同製品は、インクカートリッジやインクリボンを使わずに4色のフルカラー印刷が可能な「ZINK Zero Ink」のプリント技術を採用。パルスでプリンタヘッドに熱を加えることで、専用フォトペーパーにコーティングされている染料の結晶を融解させ発色(プリント)する。これにより、プリント時間は従来のインスタントフィルムの現像時間(約90秒)よりも早くなっているという。専用フォトペーパーは、シアン・イエロー・マゼンダの発色層など13層と、表面に高分子保護膜をあらかじめコーティング。白色のベース面に約1,000億個の無色の結晶体が多層コーティングされているので、使用前のフォトペーパーは白色になる。