日立ビジネスソリューションは16日、携帯電話業務アプリ構築ミドルウェア「A3BROWSER Xstyle」の新製品として、「Bluetoothモバイルプリンタオプション」、「Bluetoothバーコードリーダオプション」、および「GPSオプション」を追加した「A3BROWSER Xstyle Ver.2.4」を発表した。発売日は10月27日。 50クライアント時の価格は、A3BROWSER Xstyle 50クライアントライセンスが61万9,500円、A3Managerサーバライセンスが39万9,000円、A3Proxyサーバライセンスが63万円。オプションの価格は、BluetoothモバイルプリンタオプションとBluetoothバーコードリーダオプションがそれぞれ8,190円、GPSオプションが3,990円。 A3BROWSER Xstyleは、携帯電話向けの業務アプリケーションをHTMLタグのテキスト記述だけで開発できるミドルウェア。セキュアWebブラウザ機能をベースにカメラ/バーコードリーダなど各種デバイスとの連携、データ表示/ストアのオフライン処理、入力チェックといった操作支援にも対応している。今回発表されたBluetoothモバイルプリンタオプションとBluetoothバーコードリーダオプションを利用すると、HTMLタグを記述するだけでBluetooth機器と連携したモバイル業務アプリケーションを構築できる。また、GPSオプションも同様にHTMLタグの記述によって、携帯電話画面上のGPSボタンを押すだけでGPS衛星による位置情報の取得が可能だ。 Bluetoothモバイルプリンタオプションの対応機器はサトーの「Petit Lapin PT200e」、Bluetoothバーコードリーダオプションの対応機器はディジ・テックの「DHT-119」と米Microvisionの「ROV Scanner」、「Flic Cordless Scanner」。 同社は、A3BROWSER Xstyle全体として年間2億円の売り上げを目指すとしている。
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