東芝は17日、従来比48%の省電力化と妨害波が強い環境下での受信感度向上を実現した携帯機器向けワンセグ受信用LSIの標準タイプ「TC90541WBG」、および低背タイプ「TC90541WLG」を発表した。サンプル価格はいずれも2,000円。サンプル出荷は10月末より、量産は2008年度上期より開始される。 今回発表された2製品は、地上デジタルテレビジョン放送伝送方式の規格「ARIB STD-B31」に準拠したワンセグ放送受信用LSIで、同社のRFCMOSプロセスを用いて、デジタル放送波を受信するRFチューナ部と周波数の利用効率を上げるOFDM復調訂正部の二つの回路をワンチップ化したもの。同社独自の妨害波検出機能を内蔵し、ワンセグ受信の妨げとなるTV地上波などの電波を感知し、必要な周波数のみを検出することにより、受信感度向上と低消費電力化を実現した。 低背タイプのTC90541WLGでは、世界最小となる3.26×3.26×0.3mmサイズを実現したほか、RF部のチューナ部の低雑音化により、従来ワンセグ受信用アンテナ近傍に外付けが必要であったLNAを不要とし、実装面積と部品点数を減らすことで、基板製作コストを削減した。
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