NTT東日本およびNTT西日本は18日より、「フレッツ・VPN ワイド」の提供を開始する。 「フレッツ・VPN ワイド」は、「フレッツ光ネクスト」に、他の「フレッツ光ネクスト」「Bフレッツ」「フレッツ・ADSL」「フレッツ・ISDN」などのフレッツ・アクセスサービスを自由に組み合わせ、CUG(Closed Users Group:特定メンバー間のみ通信可能なネットワーク)を構成することで、安価かつ簡易にIP−VPNを構築するサービス。フレッツ・アクセスサービスユーザ同士であれば、特別な通信機器等を用意することなく、プライベートネットワークを手軽に構築可能となっている。 インターネットを経由することなく、IP通信網上でVPNを構成するため、よりセキュリティの高いVPN通信が可能となっており、VPNへの接続には、ユーザID・パスワードによる認証に加え、フレッツナンバー通知および発信者番号通知を用いた認証も実施することで、よりセキュアなプライベートネットワークが実現した。 オプションサービスにより、「ビジネスイーサ ワイド」や、NTT東日本とNTT西日本エリア同士の「フレッツ・VPNワイド」と組み合わせが可能となっており、全国規模で信頼性とコストパフォーマンスを両立したネットワーク構築が可能とのこと。 料金は、基本サービスのプラン10(拠点数)がVPN管理者月額税込1890円、VPN参加者が1890円。プラン30、100、300、1000などが用意されている。そのほか、センタ回線接続サービス(局内、ビジネスイーサワイド)、東西接続サービスがオプションで用意されている。