日本テキサス・インスツルメンツは23日、光データ伝送システムにおいて、Fast Re-Lock Time、そして1Gbps〜2.6Gbpsと広いデータ帯域幅を提供する低消費電力なSerDes(シリアライザ/デシリアライザ)「TLK2541」を発表した。100個受注時の参考単価は12.50ドル。サンプル出荷と量産出荷はすでに開始されている。 TLK2541は、送信、および受信チャネルを独立させることにより、1.25Gbps、2.5Gbpsの伝送速度を送信側と受信側でそれぞれ自由に設定できるようにした80ピンTQFPパッケージ。8ビット/10ビットのエンコード/デコード機能をオンチップで提供するほか、受信チャネルに50Ωの終端抵抗、プログラマブルなPre-Emphasisを内蔵している。また、2.5V電源動作で625mW以下の低消費電力を実現しているのも特徴のひとつだ。