日本テキサス・インスツルメンツは11日、ISM周波数帯向けのZigbee/IEEE802.15.4標準規格に準拠するRFトランシーバ製品「CC2520」を発表した。100個受注時の単価は3.10ドル。 CC2520は、パケット処理、データのバッファ、バースト送信、データの暗号化、データの認証、空きチャネルのアセスメント、リンク品質の表示、およびパケットのタイミング情報といったハードウェア機能をサポートし、MCUとして組み合わせられる「MSP430」シリーズは低消費電力ながらもDMA、DAC、およびADCをはじめとする高度に統合化された周辺回路を備えるのが特徴だ。パッケージは5mm角の28ピンQFN。 仕様は、電源電圧範囲が1.8V〜3.8V、動作温度範囲が-40℃〜125℃、リンクバジェットは103dB、隣接チャネル除去が50dB。