「OMAP3525」と「OMAP3530」はマルチメディア重視の顧客に対応するため、TIのDaVinciソフトウェア・テクノロジーを搭載し、「OMAP35x」デバイスの中でもビデオ関連のパフォーマンスが特に強化されている。「OMAP3503」を基本形に、「OMAP3515」は量産品として初めて統合OpenGL ES 2.0グラフィックス・エンジンを搭載、「OMAP3525」は「C64x+」DSPを集積、「OMAP3530」はスーパーセットのデバイスとなる。なお、これら4製品は互いにピン互換性を確保しており、1つのプラットフォームで幅広い製品ポートフォリオを構築できる。既存のARMや「C64x+」DSP用に開発したソフトウェアも「OMAP35x」のコア上で動作する。