日本ヒューレット・パッカードは27日、業界標準規格の「第4世代LTO」に対応し、暗号化や改ざん防止などセキュリティ機能を搭載する高速大容量テープ製品「HP StorageWorks LTO4 Ultrium1760 SASテープドライブ」を発表した。価格は内蔵型SASテープドライブが81万9,000円、外付型SASテープドライブが85万500円、SASテープオートローダが88万2,000円、SASテープライブラリが115万5,000円。いずれも6月上旬に出荷が開始される。 HP StorageWorks LTO4 Ultrium1760 SASテープドライブは、あらたに暗号化機能を搭載することでセキュリティを強化した大容量テープバックアップ製品。2007年9月に発売されたフルハイト型「HP StorageWorks LTO4 Ultrium 1840 テープドライブ」の容量はそのままにドライブのサイズをハーフハイトにすることで低価格化を実現している。 また、「HP StorageWorks LTO3 Ultrium920 SASテープドライブ(内蔵型)」、「HP StorageWorks DAT160 SASテープドライブ(内蔵型)」、「HP LTO3 Ultrium 800GB RWデータカートリッジ」の3製品の価格を最大25%値下げした。新価格はそれぞれ48万3,000円、13万6,500円、1万8,900円。