日本ヒューレット・パッカードは14日、中堅・中小規模顧客向けストレージエリアネットワーク(SAN)市場向けの新製品として、エントリディスクアレイ製品「HP StorageWorks Modular Smart Array 2000」、およびミッドレンジディスクアレイ製品「HP StorageWorks 4400 Enterprise Virtual Array」を発表した。 HP StorageWorks Modular Smart Array 2000は、SAS/SATAディスクをサポートし、ファイバチャネル、およびiSCSI接続にも対応した2Uラックマウントサイズのディスクアレイ。最大12台のSAS/SATAディスクドライブを搭載可能で、追加エンクロージャを3台接続することで、SAS/SATAディスクを最大48台まで搭載でき、SATAディスクを使用した場合は最大36TBまで拡張可能だ。ラインナップはファイバチャネルコントローラを1基(最大2)標準搭載した「HP StorageWorks Modular Smart Array 2012fc」、iSCSIコントローラを1基標準搭載した「HP StorageWorks Modular Smart Array 2012i」。価格はそれぞれ92万4,000円、74万5,500円。それぞれ4月下旬に出荷が開始される予定だ。 また、HP StorageWorks 4400 Enterprise Virtual Arrayは、Enterprise Virtual Arrayファミリ独自の仮想化機能を継承しながらも価格をエントリクラス向けに設定することで訴求力を高めた製品。キャッシュメモリは2コントローラ合計で4GB、追加エンクロージャは8台まで接続可能で、FC/FATAディスクを最大96台、最大96TBまで拡張できる。ファイバチャネルコントローラ2基、ファイバチャネルディスクエンクロージャ1台、146GB容量の15krpm FC-ALディスクドライブ8台を搭載している。価格は341万7,750円。出荷は4月中旬に予定されている。 さらに、Enterprise Virtual Arrayファミリを販売するパートナー各社に対し、販売支援やトレーニング支援など体系化して提供する「HP StorageWorks EVAパートナープログラム」を開始する。
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