総務省は3日、「電気通信事業分野の競争状況に関する四半期データ」を公表した。データは固定通信、移動体通信、インターネット接続の大きく3つに分けた分析がされているが、インターネット接続のブロードバンド全体(DSL、FTTH、CATVインターネットの合計)の契約数では、NTT東西のシェアは45.8%(前期比0.9%増、前年同期比3.7%増)とのこと。DSLの契約数(全国)では、ソフトバンクBBが37.6%(前期比0.2%増)となり、NTT東西の37.1%(前期比0.3%減)を初めて上回った。 FTTHの契約数では、NTT東西が71.4%(前期比0.7%増、前年同期比3.9%増)、電力系事業者が10.2%(前期比±0.0%)、KDDIが6.1%(前期比0.2%減)となり、NTT東西のシェア増加傾向が続いているとしている。 メニュー別では、戸建ておよびビジネス向けではNTT東西が78.0%(前期比0.2%増)、集合住宅向けにおいてはNTT東西が62.6%(前期比1.6%増)となり、前年同期比でも7.1%増と増加している。