中国の上海で開催されている“Intel Developre Forum Spring 2008”では、オープニングの基調講演に上席副社長兼デジタル・エンタープライズ事業本部長のパトリック・ゲルシンガー氏が登場した。米インテルのサイトでは、さっそく氏の基調講演のビデオ配信を開始している。 氏は中国開催を意識し、「インテルアキーテクチャーは如意棒のようだ。ミリワットからペタフロップスまで、あるいはローエンドからハイエンドまでスケールアップするパワフルなツールとなる」などと語っている。また、今年登場予定の「Dunnington」(コードネーム)についても紹介された。Dunningtonは6コア、45nmのHigh-Kプロセスを使ったCPUで、16MBのL3キャッシュ、Tigerton(4コア)からDunningtonへのソケット互換を持つ。また同CPUは、割り込み処理を改善し仮想化ソフトウェアの効率を向上させたVT FlexPriority、仮想マシンのライブ・マイグレーションのためのVT FlexMigration、VT-dなど最新技術をサポートするとしている。