総務省関東総合通信局は27日に、関東管内(1都7県)における2007年6月末現在のブロードバンドの普及状況について調査結果を発表した。 同発表では、ブロードバンド合計、FTTHアクセスサービス、DSLアクセスサービス、CATVアクセスサービス、FWAアクセスサービスの5分野について、契約者数、普及率、それぞれの推移をしゅうけいして比較している。 それによれば、関東管内のブロードバンドについては、加入数が1110万0412件で世帯普及率が61.8%となり、全国普及率(2715万2349件、52.5%)を9.3ポイント上回った。なお、東京都のブロードバンド普及率は70.1%(424万8122件)で、今回初めて70%を超えた。 FTTH加入数については、関東管内すべてで増加傾向にあり、都県別の普及率は東京都(31.2%)、神奈川県(24.0%)、千葉県(21.6%)、埼玉県(20.4%)で全国普及率(18.4%)を上回っている。また、今回初めて埼玉県で20%を超え、東京都で30%を超えた。 DSL普及率については、関東管内すべてで全国普及率を上回っているが、全体的に減少傾向にあるとのこと。