総務省は20日、9月末現在の「ブロードバンドサービス等の契約数」を発表した。依然としてDSLの減少が続いているが、6月末現在の調査と比較してその地域や幅が拡大していることが分かる。 3月末〜6月末におけるDSLの減少は26,865契約だったが、6月末〜9月末は94,960契約となっている。この減少は、これまで東京や神奈川、大阪や兵庫といった具合に、首都圏と大阪圏を中心としたものだった。今回の調査では、名古屋、広島とその周辺でも減少が見られるようになっている。 一方のFTTH回線は、848,953契約増(6月末〜9月末)の7,154,550契約。3月末〜6月末の増数が847,900契約であったため、増数の伸びは一息ついたようだ。●ブロードバンド契約数 DSL:14,396,034契約(94,960契約減) FTTH:7,154,550契約(848,953契約増) CATV:3,479,605契約(69,816契約増) FWA:10,954契約(322契約増) 合計:25,041,143契約(824,131契約増)※かっこ内は6月末現在との比較