コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は26日、京都府警生活経済課と木津署が同日、自らが運営するホームページを通じて、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた杉並区のアルバイト男性(30歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。 男性は8月中旬ごろ、アドビシステムズが著作権を有する「Adobe Creative Suite 2 Premium」を無断で複製したCD-R4枚セットを、京都市の男性に3,000円で販売していた。 警察の調べによると、男性は3月から9月の半年間で約130人に海賊版ソフトを販売し、約70万円を売り上げていた。 一方、北海道警北見方面本部生活安全課と北見署は9月25日、ヤフーオークションを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた京都市の会社員男性(49歳)を著作権法違反の疑いで逮捕した。 男性は4月ごろ、ジャストシステムのコンピュータソフト「一太郎2006&花子2006スペシャルパック」を無断で複製したCD-R2枚セットを、客3人に対し3セット計6,000円で販売していた。 警察の調べによると、男性は昨年7月から今年7月の1年間で、約1,000人に海賊版ソフトを販売していた。