発表会では、まず、トヨタ自動車の代表取締役副社長 渡辺捷昭氏があいさつを行った。G-BOOKの現状として「G-BOOKの端末は、サイファに標準搭載しているが、これまでで1万台程度の販売実績がある。さらに、その中の82%お客さんが実際にG-BOOKを契約している」と好調ぶりをアピールした。そのうえで自動車産業においては、「協業部分と、競争部分が必要」だとして、テレマティクスサービス分野に関しては富士重工業と協業することになったとしている。
次に富士重工業 取締役社長の竹中恭ニ氏があいさつを行った。その中で同社はこれま、「自動車は“走り”を追求していたが、現在においては、環境や安全性、情報に関する付加価値が重要だと認識した」という。その中で、テレマティクスサービスを検討した中で、トヨタのG-BOOKの採用にいったとしている。
今回の協業でトヨタ側はG-BOOK陣営を増やすことで、日産自動車の「カーウイングス」や、本田技研の「インターナビ」などのテレマティクスサービスをさらに突き放す格好となる。富士重工業としては、これまで未開拓だった情報提供サービスへ踏み入れることになる。
G-BOOKは、トヨタ自動車が提供するテレマティクスサービス。自動車の位置情報と連動したコンテンツや、音声認識に対応したインターフェイスが採用さているのが特徴だ。利用には専用の端末が必要で、現在のところサイファに標準搭載されている。
![]() |
(左)富士重工業 代表取締役社長 竹中恭ニ氏(右)トヨタ自動車 代表取締役副社長 渡辺捷昭氏 |