クイーンの初来日公演から50年を迎える4月19日、NHK-FMは午後2時から特別番組『クイーンと日本の半世紀』を放送する。日本ツアーの様子や、彼らを支え続けた日本のファンとの熱い関係が紹介される予定だ。
1975年4月19日、フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンの4人からなるクイーンが初の日本公演を武道館で開催。当時、バンドの人気は本国イギリスよりも先に日本で火がつき、ライブが始まると観客がステージ前に押し寄せるほどの熱狂的な雰囲気に包まれた。
それ以来クイーンの日本での支持は変わらず、フレディ存命中に計6度の日本ツアーが行われた。フレディはプライベートでも日本を訪れ、日本の美術品の収集家としても知られるなど、日本とクイーンはいわば「相思相愛」の関係だ。

番組では、クイーンの日本におけるライブ活動やその裏側を詳しく知る「クイーン・サミット」のメンバーが、来日ツアーの歴史を語る。さらに、日本におけるクイーンの写真を撮り続けたカメラマン・長谷部宏氏、ロンドンのフレディ・マーキュリー邸の造園に携わった庭師・高原竜太朗氏の貴重な証言も紹介する。