モデルで俳優の平美乃理が、東京・柴又帝釈天にて行われた「文化財防火デー消防実習」イベントに登場。金町一日消防署長に就任し、消防演習を指揮した。
同所は、映画『男はつらいよ』の舞台で広く知られているが、東京都選定歴史的建造物に指定されるなど東京の名所の1つ。1月26日が「文化財防火デー」ということで、文化財を火災などの災害から守り、日本の文化を大切に守ろうという啓発のため毎年消防演習が実施されている。今回、一日消防署長に就任した平が、地元消防団などに一斉放水の指示を出した。
1日署長を終えた平は、「大役ということもあり緊張しました」と振り返りつつ、訓練の様子について「住職の方や住民の方の声かけを受けて、地域の方との繋がりや協力もとても大切だなと感じました」とコメント。
自身の「一斉放水開始!」との合図で始まった放水訓練については、「実際にこんなに近くで放水を見ることは人生で初めてだったので新鮮で迫力がすごかったです」と驚きの様子を見せた。そして防災への意識については、「普段から1番怖いのが災害だと思っています。日頃の備えも大事ですが実際に何か起きた時にどうやって考えて、どう行動するかも考えておいた方が安全だなと思いました」と語った。
また柴又帝釈天について聞かれると、「映画『男はつらいよ』は見たことがあります。寅さんが見た景色や日本の風景を自分が今感じられていることがすごく嬉しかったですし、実際ここに来たのが初めてだったので、レトロな雰囲気や映画で見た景色が目の前にあって感動しました」と笑顔を見せた。
そして今後の抱負について、「20歳の節目でより社会人としての責任を持って行動していきたいというのもありますし、今まで育ててくれた両親や支えてくれた方々、周りにいてくれている人たちに日々恩返しできるように頑張りたいなという気持ちが強いです」と言い、「お仕事ではモデルと俳優とアートの3本軸で頑張りたいです」と意気込んだ。