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NHK、25年秋放送の朝ドラは『ばけばけ』

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ふじきみつ彦氏
  • ふじきみつ彦氏

 2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の制作が決定した。

 第113作目となる連続テレビ小説は、没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に「怪談」を愛した姿に光が当てられる。ヒロインとその相手役は、オーディションを実施して決定予定とのこと。

 舞台は、明治時代の松江。松野トキは、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子。松野家は上級士族の家系だが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。貧しい暮らしをすることになってしまう。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごす。

 極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んでくる。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事だった。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意する。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたという。

 トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされるが、互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていく。しかも、2人とも怪談話が好きという共通点があったり風変わりな人々に囲まれ、風変わりな2人が、夜な夜な怪談話を語り合う暮らしをスタートする。

 なお、脚本はふじきみつ彦が務める。『みいつけた!』などEテレでテレビ脚本を書き始め、主な執筆作に、『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(第30回橋田賞受賞)、『デザイナー渋井直人の休日』『きょうの猫村さん』(テレビ東京)、『撮休シリーズ』(WOWOW)、映画『子供はわかってあげない』などがある。
《KT》
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