年末の風物詩となっている『M-1』。過去のチャンピオンには、現在、テレビでも活躍するフットボールアワー、サンドウィッチマン、霜降り明星、錦鯉らが名を連ねている。
今回決勝に進出したのは、 真空ジェシカ、ダイヤモンド、ヨネダ2000、男性ブランコ、さや香、ウエストランド、キュウ、カベポスター、ロングコートダディ、オズワルド(敗者復活)の10組。その中で、さや香、ロングコートダディ、ウエストランドの3組が最終決戦に勝ち残り、ウエストランドが審査員から6票を獲得して優勝。賞金1,000万円を手にした。
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会見では、現在の胸中を問われ「優勝して一番うれしいのは、もう『M-1』に挑戦しなくていいんだということ」と口をそろえたウエストランド。
本番中、優勝の想いを聞かれ「自分の人生ですけど、初めて主役になれた気がした」と答えた井口だが、その真意を問われた際には「(優勝したら言おうと)かなり前から考えていました」とぶっちゃけた。一方、台詞量も少なく、井口に頼る形の河本は「僕はチャンピオンですけど、(井口に)ついてきただけですから。7261組の頂点だとは思ってないですね。僕のことをよく知っている方は多分、“腹ちぎれるほど”腹立っていると思います」と独特な表現で笑わせた。
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彼らの所属事務所は、爆笑問題(太田光、田中裕二)擁するタイタン。本番前、2人から何かアドバイスがあったのかと質問が投げかけられると、井口は「太田さんから『審査員とかではなく、目の前にいるお客さんとテレビで観ている人を笑わせることに集中しろ』と言われたんで、それはできたと思います」と回顧。また、今回披露した「あるなしクイズ」ネタが完成した際、田中が珍しく褒めてくれたと明かしつつ「それを決勝でやると田中さんに言ったら、本人は(褒めたことを)1ミリも覚えていなかったですね」と述べて笑いを誘った。
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太田から「ネタが飛びそうになったら放送禁止用語を言え。それでぐしゃぐしゃにしちゃえ」とアドバイスがあったと語ったのは河本。井口は「それが出なくて良かったです」と胸をなでおろしながらも「爆笑問題のお二人と、太田光代社長に早く会って良い報告したいですね」と話していた。
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