同展は、2022年に画業30年をむかえる画家・ジミー大西の全国巡回展。初期の頃から海外移住期、未発表の新作シリーズまで100点以上の作品を展示する、ジミーの30年を網羅する作品展となっている。
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ジミーは、自ら報道陣を会場内に案内すると、スペインやカンボジアなどの世界23ヶ国を回りながら描いた絵や、明石家さんまに依頼されて描いた絵、岡本太郎からの手紙にヒントを得て描いた絵などを紹介。
レディー・ガガらが行っている「乳がん撲滅運動」のために作成した胸をモチーフにしたオブジェを披露すると、「Eカップですかね。これはレディー・ガガさんのおっぱいかどうかは知りません。でも、自分はガガさんやと思って作らせていただきました」とコメントして、笑いを誘った。
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会場内に再現された「ジミーの部屋」では、自らが絵を描く日もあるそうで「画家が個展会場で絵を描くのは、ジミーが初めてということで今回の目玉です」とアピール。
また、“目玉となる作品”として、2点の巨大な絵画を紹介すると、「松本人志さんと一緒に構成作家をやっている高須(光聖)さんとコラボして、ウクライナをモチーフに描きました。世界情勢が悪い中、僕が描いた絵を見ていただいて、明るくなればいいなと思います」と思いを語った。
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一通り紹介を終えたジミーは、画業30周年を迎えた心境について「あっという間に30年が経ったなあと思って、自分も30歳以上になったなと思いました」と、ボケながらもしみじみ。
すでに600万円の巨大な絵画など、1000万円分以上の作品が売れているといい、「売り上げ金はどうなっている?」との問いには、「ものすごく高い材料費を吉本さんに全部出してもらっているので、『どうぞ、どうぞ』と。でも、『ちいと下さいね』と言っています。税務署が入ることは絶対にありません、可愛らしいいもんですよ」と赤裸々に明かしていた。