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ロシアの伝説的女性デュオ、t.A.T.u.のメンバーであるレーナ・カティーナが、15日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演。ドタキャン騒動を振り返った。
2000年に発売されたデビュー曲『All the Things She Said』が世界中で大ヒット。03年には日本でも大フィーバーを巻き起こしたt.A.T.u.。だがその絶頂期に来日した際、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)のオープニングには顔を出していたものの、本番前に楽屋から出てこないという異例の出来事が発生。ドタキャン事件として語り継がれた。
今回レーナに、ロシアのモスクワの自宅から中継をつないでリモート出演をしてもらうことに。t.A.T.u.にとっては16年ぶりの日本のテレビ出演となる。気になる18年前のドタキャン騒動の真相についてフットボールアワー後藤輝基から聞かれると、「まず私たちが若かったこと」と切り出し、「当時プロデューサーだった人の命令だった。日本にいたとき、彼に従うしかなかった」と、ドタキャンはプロデューサーの戦略だったと説明。
さらに「当時のt.A.T.u.のイメージは挑発的だった」とも振り返ったレーナ。そんなドタキャン事件のみならず、全ての彼女たちの行動について「プロデューサーが演出したもので、挑発的な仕掛けを増やしたかったのだろう」と推測。そして「いろいろやってきたので世間的には“やりすぎ”と思われてしまった」と反省。当時t.A.T.u.は、日本ファンに向けて謝罪の意味を込めて『Gomenasai』(ごめんなさい)という曲を出したとも明かした。
t.A.T.u.は2011年に活動を休止し、レーナとメンバーのジュリア・ボルコワはソロ活動をスタート。だが翌12年になんと再結成。2013年にレーナが結婚し、翌14年に解散している。「現在もジュリアと連絡は取っているのか」と聞かれると、「今は会っていないが、来年の春にコンサートを計画しているので、おそらくその頃に連絡する」と話していた。