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同作は、どんな相手も6秒以内に仕留めるという伝説の殺し屋・ファブル(岡田)の活躍を描くシリーズ最新作。ファブルはボスから「1年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」と命じられ、相棒のヨウコ(木村)と共に一般人のフリをして暮らし始める。
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前作に続いての出演となった木村は、今作にて初めて本格的なアクションに挑戦したそう。「(前作では)現場に行ったら、『蹴り一発でいいよ』と言われてしまって、(アクションを)披露することがなく、今回、初になります」と声を弾ませた。
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「気合いを入れて3か月くらい前から練習を始めた」と明かした木村は、アクションシーンの制作にも関わった岡田から「アクションというのもお芝居なんだよ。対話なんだよ」というアドバイスをもらったエピソードを明かした。「“ただの殴る、蹴る”じゃないということは岡田さんが初めて教えてくださって、そこからアクションが本当に楽しくなったので貴重な経験をさせて頂いたなと思いました」と回顧。岡田はヨウコが戦う場面を大事にしたかったと告げ、「すごくかっこよく撮れていると思います」と出来栄えに自信を覗かせた。
劇中では、ファブルと因縁の相手とのバトルが展開する一方、一般人として普通に生きるファブルのバイト先の社長(佐藤二朗)や同僚・ミサキ(山本)との交流もコミカルに描かれる。江口監督は「ハードなアクションシーンや、山の中など、きつい撮影ばかりだったので、スタッフはみんな、『オアシス』と呼んでいました」と、バイト先の場面の撮影を振り返った。岡田も、「癒しだったですよね、二朗さんがいらっしゃって、山本さんがいる現場というのは」と実感を込めて言葉にした。