ロンドンブーツ1号2号・田村淳が、14日配信の『ロンブーチャンネル』で、相方・田村亮と10年ぶりのサシ飲み対談をした。
2019年6月に報じられた闇営業騒動以来、老人ホームなどに出向いては、詐欺に対する啓もう活動を続けてきたという亮。だがコロナの影響もあり、出向く機会は激減。これによって亮は「モヤモヤしている」と、メンタルのバランスが崩れていると告白。だが淳は「償いに関して言うと、もう終えていいと思う」と持論。「“やらなきゃ”が勝ってしまって、それで苦しくなるのは違う」とアドバイスした。
ただ亮は、訪問先の老人に心が救われたと語り、また静岡で担当している番組のスタッフや県民たちから優しい言葉をかけてもらったという。しかし淳は、同じように同チャンネルの登録者のほか、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)のスタッフ、さらには吉本興業の中にいる亮を好きなスタッフも、「(あなたを思う気持ちは)全部一緒よ」と、理解を求めた。
重ねて「裏で動いている人の気持ちを汲み取ってほしい」と切り出すと、『ロンハー』での9ヵ月ぶりの復帰にあたり、亮をスタジオ見学させるところから始まったことを例にとり、「そもそもマスメディアに出ることが難しかったのに、スポンサーやテレビ局の上の人に納得させて、あそこにこぎつけたスタッフの想いは(あなたも)感じているだろうけど(静岡や老人ホームの人と)同じよ」と諭した。
また淳は「亮さんが、あの事件をキッカケにうまく笑えてないんじゃないか」と心配。「そんな簡単には気持ちも切り替えられないだろうし。あれだけのことがあって」と語っていた。