お笑いタレントの渡辺直美と、モデルで女優の菜々緒が29日、都内で行われた劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal《後編》』完成報告会に登場した。 同作は、人気アニメ『美少女戦士セーラームーン』の25年ぶりとなる劇場版最新作の後編。「夢」をテーマに、10人のセーラー戦士が集結し、地球と月の征服を企む女王・ネヘレニアと戦うストーリーとなっている。 イベントには、2人と共に、セーラームーン&月野うさぎ役の声優・三石琴乃をはじめ、太陽系戦士を演じた金元寿子、佐藤利奈ら10人の“美少女戦士”の声優陣も、ドレス姿で登場。 「セーラームーン」が大好きという渡辺は、「初めて皆さんと舞台に立たせていただいて、ドキドキです。皆さんの声を聞くたびに後ろで、はあ~ってなっていました」と興奮状態。 同じく「セーラームーン」ファンの菜々緒は、「感無量です。何度思い返しても、グッときますね」と感動を言葉にした。 今作では、“ラスボス”となる妖艶な女王・ネヘレニアの声優を務めた菜々緒。アフレコ時について、「監督と話し合ったときに、悪役を意識しないでほしいと言われたので、わりと妖艶にミステリアスな感じで演じたんですけれど、後半に向けて、ラスボスっぽい強さを心掛けました」と、“ラスボス”ならではのこだわりも披露。 霊魂導師・ジルコニアの声を演じた渡辺は、「初めてのおばあちゃん役だったので、どんな声を出していいかが分からなくて。アクションのリアクションを取るときも、おばあちゃんが戦っているところを見たことがないので、モデルがいないというか…難しかったです」と回顧。「監督に『おばあちゃんってこんな声を出しますか?』と相談しながら、最終的にはジルコニアと一つになれたと思います」と振り返って、笑いを誘った。 本作のテーマにちなみ、「ご自身の夢は?」と聞かれた菜々緒は、「(同作に登場する)タキシード仮面のような素敵な男性と、めぐり合えたらいいな」と回答。 渡辺は、「死ぬまでから揚げを食べ続けたい。食べ続けたいからこそ、今から体を鍛えて健康でいたいなと。から揚げが一番好きなので、100歳になっても食べたいと思いますので」と宣言。 渡辺が着ているドレスについて、三石が「から揚げ的なイメージがありませんか? “ゴージャスなから揚げ”感が…」と指摘すると、渡辺は「“ころも感”が出ていますけれども、違いますね」と否定して、会場の爆笑をさらっていた。