昨年12月19日、同番組の生放送で病名が「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」と公表し、闘病に入ることを宣言していた笠井アナ。その様子は逐次、番組や自身のブログでも伝えられてきた。
この日、自宅からのリモート出演を果たした笠井アナは笑顔で、「小倉さん帰ってきました」と、“生還報告”。小倉も「本当によかったよ」と安どの表情を浮かべた。
今年4月には退院ていたが、新型コロナウイルスの影響もあり自宅で隔離生活を送ってきた。6月2日、30回目の結婚記念日も、家族は1階で、また笠井アナは2階で、画面を通じて別々でお祝いしたという。そしてその2日後、がんの症状がなくなり安定した状態を指す「完全寛解」の知らせが届いたそう。
番組ではこのあと、笠井アナの闘病を支えた実母・八重さんの奮闘や、今年1月、笠井アナの大好きな長渕剛が病院にサブライズ訪問してきてくれたときのことなどが紹介されたが、彼は改めて「病気になって悪いことばかりじゃなかった」と回顧。
さらに「完全寛解」と聞いて嬉しかったと話しつつ、「一番最初の治療を受けるとき、ステージ4という診断がされた」ことを初めて告白。これを聞いたときは死を覚悟したが、帰りの車中で、長男と妻と3人で「絶対に秘密にしよう」「周りの人たちを絶望させてはいけない」と誓ったと話していた。