藤田富、北原里英、久住小春が3日、都内で行われたドラマ「拝み屋怪談II」記者会見イベントに出席した。 昨年夏に配信された「拝み屋怪談」の続編となる本作は、東北で拝み屋を営む郷内心瞳が綴った怪談実話「拝み屋怪談」が原作のホラー。 前作に続き、主演の拝み屋・郷内心瞳役を務めた藤田は「今回の作品は郷内さんの妻や小橋美琴という霊能師が登場するところをフューチャーしています。シーズン1を超える作品になったと思います」と自信をのぞかせた。 郷内の妻・真弓を演じた北原は、「郷内さんに真弓という奥さんができて、郷内さんが今までよりも人間らしいキャラクターになったと思います。ホラーなので怖いシーンがある中でも、郷内さんと真弓の新婚生活のほのぼのした日常が垣間見れるので、楽しみにしてほしいです」とにっこりアピール。 また「しっかりホラーですが、よくあるホラー映画とはまた違った恐怖の形があるところが魅力です。ぜひ涼しくなってもらえたらいいなと思います」と笑顔で呼び掛けた。 郷内に相談を依頼する霊能師・小橋美琴を演じた久住は、「美琴は神経質で不気味で、見えないものが見える役なんですけど、私自身は暗くもないし霊感も全くないので、ちょっと大丈夫かなって不安はありました」と本音を吐露。 「でも、マネージャーさんに『見た目は霊感がありそうな感じ』と言われたので、見た目だけでも美琴に近づけているかなって安心しました」と役柄に臨んだ感想を語った。 ホラー作品の撮影時に起こりがちな「何か怖いことは起こった?」との問いに、北原は「私は全く怖いことは起きなくて。郷内家の撮影は山奥の方ですし、泊まったホテルも一瞬怖い感じのホテルなんですが、まあぐっすり眠れましたね」とコメント。 藤田は「僕は原因不明で眼球が痛くなって目が腫れてきて、原因不明の目の腫れが撮影期間中3日間ぐらい続きました。前に郷内さんもたたり系の言ってはいけないことを言ったら目が腫れたっていう話があったので、見ちゃいけないものを見たかなって思います」と恐怖体験を明かして、会場を驚かせた。 また、共演した互いの印象について3人が話していると、会場内のポスターが突然剥がれ落ちるトラブルも。北原や久住は「これがホラーじゃないですか~」と驚いていた。