今週のエンジニア女子は株式会社ポケットマルシェの布井佑佳(ぬのいゆか)さん。2016年7月に入社し、開発PM兼ディレクターという立場についている。--- 現在どのような業務を行なっていますか?弊社は、農家・漁師の方から直接旬の食べ物を買えるアプリ・Webサービスの「ポケットマルシェ」を運営しており、私はその中で開発PM兼ディレクターの役割を担っています。--- ご自身が携わっているシステムについて教えてください。ポケットマルシェは主にRuby on Railsで開発を行っています。主な機能としては、生産者が商品を出品する機能、購入・決済の機能、メッセージ機能、投稿機能、発送・注文管理機能など、単に買い物をするだけでなく生産者と消費者が直接つながる様々な仕組みをシステムで実現しています。私自身は、開発が円滑に進むようサポートする立場です。--- 業務の中で大事にしている点や気をつけていることはなんですか?エンジニアがエンジニアリングに最大限集中し、最小のリソースで最大限のインパクトを出せるよう、仕組みづくりを行うことを意識しています。--- 好きなプログラミング言語とその理由を教えて下さい。弊社ではRuby on Railsでの開発がメインなので、愛着を感じています。自分が描いた仕様をエンジニアさんが鮮やかに形にしてくれるので、ありがたいと思っています。--- いまの仕事を選んで良かったと思うことはなんですか?サービスが持っている価値をプロダクトという乗り物に乗せてユーザーさんに届けられること。ユーザーさんが自分たちの想像を超えた使い方をしてくれたり、大きな価値を見出してくれた時は嬉しいです。中には、ポケットマルシェを通じて生活が大きく変わったという方もいて、人にポジティブな影響を与えられることはこの仕事の醍醐味だと思います。--- 他の職業では体験できないことはありますか?とても多くのユーザーさんの手に触れるプロダクトそのものを手がけるということ自体なかなかできない体験だと思います。また、インターネットサービスの特性上、データを通してユーザーさんの利用状況を知りそれをまた改善に活かしてという形で、「一度作って終わり」ではなく継続的により良い体験を目指していけるのも、面白いところだと思います。--- エンジニアなら読んでおきたいと思う本を推薦して下さい。『アジャイルサムライ――達人開発者への道』(オーム社)です。開発には、計画通りにいかないことがつきものですが、そのような開発の予測不可能性を理解した上で、程よく計画を立てテンポよく開発成果物をリリースしていくための心構えやノウハウが詰まっています。どのように期間を区切っていくか、見積もりはどうすれば良いか、開発メンバー以外への共有はどうするかなどのtipsはPMやエンジニアにとっても参考になる内容だと思います。--- どういった方がエンジニアに向いていると思いますか?ものづくりに喜びを覚える人。ゴールにたどり着くための創意工夫が好きな人。--- 今後はどのような社員を目指していきたいですか?開発トレンドなどにも敏感になって、利用ユーザーさんにとってよりベストな選択・判断ができるようになっていきたいです。■ ひとくちメモQ. 貴方のビジネスツールで自慢の、またこだわりのあるものを教えてくださいA.「Zenhub」は、Githubと連携しプロジェクト管理を行っていくのに便利なツールです。開発タスク全体の進捗管理を行うカンバンボード機能のほか、ストーリーポイントでの見積もり、チームのベロシティ把握、機能ごとの進捗状況の把握など、アジャイル開発を行っていくためのサポート機能が充実しています。弊社の開発チームでは、2週間単位で期間を区切って開発サイクルを回していますが、そのサイクルを円滑に回していく上でも欠かせないツールです。Q. お仕事帰りに寄るお店(居酒屋など)とおすすめメニューを教えてくださいA. お腹が減っている時は、「天吉屋」の天まぶしがおすすめです。Q. よく遊ぶ場所(地域やお店などなんでも)A. 最近は新宿が多いです。Q. 好きな休日の過ごし方はなんですか?A. 田舎に住んでいるので、山梨方面をドライブしたり自然スポットに行くのが好きです。Q. 最近行ってよかった映画、展示会、ライブA. 映画はもっぱら家で観ますが、「ボヘミアン・ラブソディー」は映画館で観ました。Q. お仕事と関係のない今はまっているアプリA.「goodroom」とか「R-Store」のアプリで物件を眺めているのが好きです。Q. 理想の男性像を教えてくださいA. 物知りの人。自分の知らないことをたくさん知っている人