ピン芸人ナンバー1を決める「R-1ぐらんぷり 2018」で優勝した濱田祐太郎。もともと目がほとんど見えないという弱視で、会場にも白い杖を持ち付き添われて登場した。R-1では視覚障害者であるがゆえのあるあるネタを披露し、テンポ良く笑いをとった。これをうけて、15日には吉本興業の東京本社にて合同取材が開催され、濱田自身が報道各社らの質問に答えた。 優勝が決まってからまだそんなに日が経ってないが、周囲の変化について聞かれると「一緒に写真撮ってくださいとか握手してくださいか、街なかで声をかけられるようになりました」と回答。両親にも報告したが普通におめでとうと言われたとし、それほどの環境の変化は感じていない様子。ただ、今までは月に3~4回劇場への出番をもらっていただけだったのが、ここ一週間で急に忙しくなったと話した。衣装の選択はどうしているのか?との質問もとんだが「買いにいったお店の店員さんにまかせてます(笑)」。ただ優勝してからは吉本興業に用意してもらえるようになったという。小さなことかもしれないが、そこが違いかもしれない。 R-1の放送では一生懸命点数や状況を濱田祐太郎に説明する紺野ぶるまの姿も話題になった。「恋心は芽生えなかったのか?」と聞かれると「連絡先も知らないです」「紺野さんとは当日にお会いしただけなので」「当日は、R-1のことでいっぱいでした」とはにかみながら回答。ただ「R-1で優勝したご褒美特番みたいなものがあると話を聞いたことがあるので、(自分がこれまで中心にでていた)劇場への恩返しイベントがいいかなと思ってますが、紺野ぶるまさんとのお見合い企画をできたらなと」と冗談をとばした。 好みの女性については、見た目がわからないので声が印象に残るという濱田。「(芸能人では)鈴木奈々さんと小倉優子さんの声好きで、アニメでは丹下桜さんや内田真礼さんの声が好きです」と告白した。 「妻夫木聡似のイケメンとの報道もあったがこれについては?」と聞かれると、「僕は妻夫木さんの顔もよくわからないですが、イケメン俳優に似てると言われて全然うれしいですけど……」。 憧れはトーク番組に出ること。「さんまのまんま」「サンデージャポン」「踊る!さんま御殿!!」に出てみたいと抱負を語った。