
こちらもヘッドバンド型のウェアラブル睡眠改善デバイスです。コンセプトとしてはPhilipsと同じかもしれませんが、こちらはスムーズな入眠もサポートしているのが特徴です。
脳波、心拍数、呼吸、体動など睡眠をモニタリングしながら、脳波にあわせた音を骨伝導技術によって額から伝え、「4-7-8」呼吸技術により、リラックスさせて眠りやすくするそうです。睡眠中は脳の神経に働きかけるとも。目覚まし機能もあり、アプリが幅広いレポートと個人的なアドバイスをおこなうとしています。
価格は$499。2017年6月から販売されており、EU、英国、米国、カナダで購入できるそうです。
■ Emfit「NGmatt 2.0」

最大16の空気袋の圧力を自動的に調整し、寝姿勢における背骨のゆがみをアプリで矯正できるコネクティッドなマットレスです。心拍変動や睡眠のトラッキング機能もあるそうです。二人で眠ってもOKだそう。米国、ヨーロッパ、メキシコ、ドバイ、中国、オーストラリアで発売中で、価格はヨーロッパでは3000ユーロ、米国では$5000とのこと。
体にあわない寝具はコリや痛みの原因になりますが、これはマットレスのほうが人にあわせてくれるようです。

■Somnox 「Somnox sleep robot」

2015年に創業したオランダのスタートアップSomnoxによる、抱いて寝るだけのスリープロボットです。抱えると人間のように呼吸しはじめ、その呼吸とユーザーの呼吸のタイミングが一致するとリラックスでき、気持ちよく眠れるのだそうです。オーディオ機能や起床アラーム機能も備えます。現在はINDIEGOGOでプリオーダーできます。

呼吸と瞑想を扱った睡眠アプリがありますが、呼吸に意識を集中すると余計なことを考えなくなりますし、ゆったりした呼吸を繰り返すとリラックスしやすくなるので、結果的に眠りやすくなります。本品ならスマートフォンの画面を見なくてもすむので、ブルーライトの影響を受けることもなさそう。抱き枕としての安心感もあいまって、意外と効果がありそうな気がしています。
