3日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、ダウンタウン・松本人志が、横綱・日馬富士について言及した。 モンゴル・ウランバートル出身の日馬富士。2001年に初土俵を踏み、以来16年間、優勝9回を誇るなど日本の相撲界をけん引してきたが、先月11月29日をもって引退を発表。先輩がいる酒席でスマートホンをいじる貴ノ岩の行いを正そうとした結果、殴ってしまった責任を取る形で辞めるという、なんとも後味の悪い幕切れとなった。 そんな日馬富士の暴行について松本は、「酒の場で物を使ってやり過ぎたっていうのはありますよ」としながらも、「引退する必要はなかったと思ってます」とし、その根底にあるのは「正義感」と語り、相撲という競技が「人を張り倒して投げたりする世界じゃない?その世界で土俵以外のところで一切暴力ダメというのは僕は正直無理があると思うんです」と持論を述べた。「だったら、稽古ってどうやってつけんねんやろ」とも述べ、「稽古と体罰ってすごいグレーなところ」と話した。 さらに、相撲界全体が「モンゴル人力士に押されちゃってるんです。相撲協会はモンゴル相撲にふんどしつかまれてアタフタしているのが見てて情けない」とし、「日本人力士がもっと強くなるべき」とエールを送った。
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