出川哲朗が24日の『嵐にしやがれ』(日本テレビ)に出演。実はお坊ちゃまだった幼少期のことや、役者として芸能界を目指すようになったきっかけを明かした。 横浜の老舗海苔屋の二男である出川。幼少期は5階建てのビルに住み、「僕専用のお手伝いさんとかいて」と兄弟それぞれに専用のお手伝いさんがいるお坊ちゃまだったという。 しかし、高校3年生の時に実家の経営が傾き、一刻も早く働かなければならなくなった出川は、板前を目指し、料亭で働くために、ひとまず料亭から指示された尼寺で修行することになったそう。しかし、出川は中学の頃からの愛読書で、修行中に読み返した矢沢永吉の著書「成りあがり」に影響を受け、「俺も永ちゃんみたいに自分の好きなことをやって、スーパースターを目指そうと」以前から憧れていた役者を目指すことにしたと語った。 実家は大変な時だったが、出川の決断を聞いた母親は「海苔屋は自分たちで頑張るから、自分の好きなことをやっていいよ」と言ってくれたそうで、出川は「それはすごい救われたし、助かりましたね」と当時の心境を振り返った。 出川は、その後入学した映画学校の卒業式で、「俺に5年の時間をくれ、頭出したる。俺に10年の時間をくれ、有名になったる。俺に20年の時間をくれ、頂点取ったる」と伝説のスピーチをし、スタンディングオベーションだったことを誇らしげに明かしたが、「20年後、本当に頂点を取るのよ。“日本一抱かれたくない男”でね」と最後は自虐で笑いを誘った。