チュートリアルの福田充徳が13日放送の『ザ!世界仰天ニュース 2時間SP』(日本テレビ)に出演。現在の禁酒のきっかけとなった、"沈黙の臓器"膵臓の急性すい炎の凄まじさについて語った。 2006年にM1グランプリに優勝したチュートリアル。人気絶頂期にあった当時だが、「結果が残せていない」と感じていた福田は、MCの笑福亭鶴瓶にも「(毎日)酒臭かったもん」と太鼓判を押されるほど「記憶がなくなるまで」飲まないと眠れず、酒浸りの日々を送ったのだという。 次長課長・河本準一が16キロ痩せたという急性すい炎については、本人から「足の指の爪がべりべりべりって、一気にはがされたみたいな感じ」の激痛で、原因がアルコールだったことを聞かされてはいたものの、自分は関係ないとたかをくくっていた福田。ところが酒浸りの休日に突然襲ってきた痛みは、まるで剣山で内臓を叩かれ続けているような激痛。痛みはどんどん激しくなり、這うように部屋を出てマンションの前で倒れているところを、駆けつけたマネージャーに助けてもらったのだという。 診断は河本と同じ急性すい炎。膵臓を休ませるため、医師からは食べることはおろか、水一滴ですら摂取を禁じられていたという入院を経て、体重は発症後ひと月でマイナス15キロとガリガリの状態に。さらに、アルコールが原因ですい炎を発症するかは体質によるため、それ以来現在にいたるまで禁酒、そして塩分や脂肪も厳密に制限されていることも明かされた。 入院中は絶食より水すら飲めないことのほうが辛かったという福田。水飲みたさに毎晩、石原軍団のパーティーで、挨拶が長くおあずけになった水を「はよ飲ませんかい!」と怒鳴ってしまう夢を見続けたことも告白した。