2013年の『風立ちぬ』を最後に長編アニメーション製作からの引退を発表していた宮崎駿が19日、スタジオジブリの公式サイトで「引退撤回」を明言した。そして新作の製作にあたってスタッフの募集を呼びかけている。 「引退撤回」の理由については「作るに値する題材を見出したからにほかなりません」と説明し、「年齢的には、今度こそ、本当に最後の監督作品になるでしょう」としている。 募集しているスタッフは18歳以上の動画と背景美術で給与額は月額20万円以上、それぞれ若干名募集中とのこと。雇用形態は契約社員で、入社予定日は今年10月1日、契約期間は3年(6ヶ月の研修期間を含む)としている。「この映画制作完遂のために、若い力を貸して下さい」「一緒に制作に加わってくださる方を募集します」と呼びかけている。応募締め切りは7月20日必着。